【報告】ICT導入モデル事業補助金の活用について
この度、障害福祉分野のICT導入モデル事業又はロボット導入支援事業補助金を活用し、タブレットおよびスマートフォンの設置、チャットツールを用いた情報共有によるICT化、NASとの接続によるデータ共有の整備を行いました。
【導入の経緯】
これまで、利用者さんご家族やグループホームとの情報共有において、連絡帳や電話での連絡、印刷物の配布等で実施していました。また、スタッフ間の情報共有においては、口頭による共有や書面の回覧など、様々なツールを駆使して行っていました。しかし、内容や状況把握が難しい、伝達した内容の相互理解が図りにくい、周知に時間がかかる、といった課題がありました。
【ICT導入による効果】
チャットを用いた情報共有に切り替えを実施し、ご家族やグループホームに迅速な情報共有ができるようになり、相互のやり取りが記録に残ることで内容の確認が容易になりました。印刷しお渡ししていた書類をデータ共有に移行したことにより、いつでも内容を相互確認できる環境整備、スタッフの業務時間削減と業務分担が可能となりました。また、紙の削減につなげることもできました。
スタッフ間の情報共有においては、各階にパソコン・タブレット・スマートフォンを設置、チャットツールの導入により、利用者さん支援に重要な情報の共有や口頭伝達では情報漏洩につながる報告連絡相談において、いつでも確認でき、瞬時にスタッフ全体に周知が可能となる環境を整備することができました。